【Windows】ファイル名を指定して実行とは:初心者向け使い方&便利コマンド15選

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社内SEへ入社されて間もない方「ファイル名を指定して実行」を触り始めたけど操作に不安がある

コマンドについてまだ覚えられていない。どのようなコマンドがあるのかざっくり知りたい

そんな方向けに社内SEとして勤務した筆者が使っていたコマンドを15個紹介します。どれも実践で使うものばかりを集めましたので、ご参考に頂ければ幸いです。

「ファイル名を指定して実行」とは

一言で言いますと、

windows標準で搭載されているコマンドを入力するだけで設定やアプリケーションを立ち上げることができる機能になります。

そんなのGUIで操作すればよくね。とお思いのそこのあなた!

「チッチッチ」

これが覚えると非常に便利なんスわ~。ということで今回は「初めてファイル名を指定して実行」を触るかた、もしくはすでに触っているけどほかの便利なコマンドも知りたい方向けに記事を作成しました。

実行手順

手順は簡単2ステップです。

1分以内で終わる作業になりますので、こちらはサックっと確認する程度で問題ないかと思います!

windows キー + Rキーを同時に押す

下記画像の通り、「Windowsキー」+ 「R」キーを同時に押します。

すると、デスクトップ左下に「ファイル名を指定して実行」の画面が表示されます。

名前(o)にコマンドを入力する

表示されたのを確認したら、変更したい設定、もしくは立ち上げたいアプリのコマンドを入力してEnterキーを押します。下記例ではメモ帳(notepad)を開く画面になります。

するとGUIでマウス操作していた時よりも早く操作が可能になります。

ちなみに管理者として実行したい場合は、下記記事で詳しく解説していますので、そちらをご参考にください。

筆者が使うコマンド一覧:15選

普段、筆者が「使うな~」と思うコマンドをほかのブログの方も参考にしながら、自分の業務の記憶も思い出しながら、書きだした結果です。(笑)

本当に実践的なものばかりになってしまいました。(笑)

コマンドプログラム
notepadメモ帳
cmdコマンドプロンプト
control color個人用設定
control panelコントロールパネル
control printersBluetoothとデバイス
mstscリモートデスクトップ接続
ncpa.cplネットワーク接続
sysdm.cplシステムのプロパティ
appwiz.cplプログラムと機能
taskmgrタスクマネージャー
eventvwrイベントビューアー
compmgmt.mscコンピューターの管理
mmc管理コンソール
winverWindows OSのバージョン情報
gpupdate /force(そんな使ってない)グループポリシーの強制適用

とにかくいっぱいありますが、どのように使っているのか簡単に紹介していきたいと思います!

量が多いので、気になったところだけ読んでいただければ幸いです(笑)

notepad

圧倒的使うランキング上位間違いなしの「notepad」です。(笑)

他の方の意見も聞いてみたいですが、メモにも当然使いますし、batファイルに関する記事も書いておりますので、そちらでも活用しています。

cmd

コマンドプロンプトは、情報システム部や社内SEに従事されている方であればほぼ毎日触る方も多いのではないでしょうか。

コマンドプロンプトはもちろんbatファイルを実行するときにも使いますし、pingやtracertなどネットワークの疎通確認にも使える汎用性の高さがいいですよね(笑)

control color

これもよく使いますねぇ~

私はブログを執筆する際に検証用PCのスクリーンショットをよく載せるのですが、視認性を上げるためにデスクトップの背景を真っ白にします。

その際にこちらのコマンドを覚えていると簡単にデスクトップの背景を変えられる為、おすすめです!

control panel

コントロールパネルを開くためのコマンドになります。

こちらも社内SEの方はよく使うのではないでしょうか。コントロールパネルはシステム管理者であれば、よく使う設定画面かと思います。

すべての操作をファイル名を指定して実行でコマンドラインで操作するわけではないので、コントロールパネルのようなGUIでwindowsの設定を変えられるのはありがたいですね。

control printers

プリンターの設定周りや印刷キューの確認等でこちらのコマンドは使えます。

よくプリンターが印刷できない。などの問い合わせがあった際はプリンターのキューが処理されているかなど確認しますので、こちらのコマンドも比較的よく使います。

ちなみにプリンターのキューについては、下記記事でプリントサーバーとは何かを解説しています。

実際にご自宅で構築してみたい方は下記記事をご参考ください。

mstsc

言わずもがなのコマンドですね!

リモートデスクトップで使うコマンドになります。windowsサーバーへリモートデスクトップするときはまずはこちらを使われる方は多いのではないでしょうか。

ncpa.cpl

こちらはコマンドプロンプトと同様、マストで覚えておかないといけないコマンドです。(笑)

というよりも社内SEで勤務してたら勝手に覚えるレベルでよく使うコマンドではないでしょうか。

「ネットワーク接続」はPCのIPアドレスやネットワークアダプターの有効、無効などネットワーク関連の操作を行う機能になります。

PCのアドレスを固定にする、もしくは逆にDHCPにするなどの設定で使います。

本当によくこのコマンドは使います。(笑)

sysdm.cpl

システムのプロパティも便利ですね。こちらの画面ではPC名を変更したり、ドメイン参加する際の「変更」も行えます。

ドメイン参加ってなんですか?。。の方向けに10分で分かるActive Directory入門の記事を載せてあります。

また、ユーザープロファイルを確認するときも「セキュリティ」タブから確認できるなど何かと覚えておくと便利なコマンドです。

appwiz.cpl

プログラムの一覧ですね。

こちらの画面では主にアプリのアンインストールが行えます。

taskmgr

タスクマネージャーも、PCのメモリが圧迫しているときなど、どのようなソフトウェアが稼働しているのかなど確認に使います。

eventvwr

トラブルシューティングするときのお供ですね。

ここ最近、筆者もWi-Fi接続の不良でこちらの機能を使いました。

compmgmt.msc

コンピューターの管理では、PC内のローカルユーザーの作成ができます。

ローカル管理者のユーザーを作ったりなど、社内ITの整備では触ることはあるのではないでしょうか。

mmc

mmcもよく使います。こちらでは証明書の確認などが行えます。

winver

頻度は多くないですが、たまにPCのバージョンを確認したいときや、古いwindows OSのバージョンを見てみたいときなどにサクッと使えるコマンドになります。w

gpupdate /force

いろいろ書きましたが、最後の「gpupdate /force」は実はコマンドプロンプトから入力しなくても、ファイル名を指定して実行から適用できるのはちょっとした小技になります。(笑)

たまに使うコマンド:1選

コマンドプログラム
shell:startupスタートアッププログラムの一覧

shell:startup

紹介するか迷いましたが、たま~に使います。(笑)

少し前になりますが、AWSの資格勉強をしていた際は、記録用のExcelのショートカットをスタートアップフォルダーに格納し、PCを立ち上げたら必ず、エクセルが起動するようにしていました。

ちなみに、AWSの資格取得をした記事は下記になります。

使えそうなコマンド:4選

コマンドプログラム
nslookupNSLOOKUP
devmgmt.mscデバイスマネージャー
regeditレジストリーエディター
oskスクリーンキーボードの表示

nslookup

こちらは、名前解決を確認するときのコマンドになります。コマンドプロンプトでよく

「nslookup ○○」のような形で調べていましたが、まさかファイル名を指定して実行から直接行えるとは知りませんでした。

実際使ってみると何回も「nslookup」を使わなくていいので便利です。

今後、使う機会があったら積極的に使っていきたいコマンドになります。

devmgmt.msc

これはねぇ。前から知っていたんですよ・・・

ただ、デバイスマネージャーを使う機会がそんなになかったのと使い方がわからず、敬遠していたコマンドになります。

デバイスマネージャーはドライバー関係のトラブルシューティングで使う画面ですので、今後使っていきたいコマンドになります。

regedit

こちらも紹介する程度で済ませておきます。

レジストリーエディター皆さんそんな使わないですよね(圧)

自動ログオンなどで使う際にこちらのコマンドを覚えておくと便利かなと思います。レジストリーエディターをよく使う方はこちらのコマンドは覚えておいて損はないと思います!

osk

個人的に面白いなと思ったコマンドです。

こちらはスクリーンキーボードのコマンドになります。PC触っていると何かとキーボードの変換が聞かなかったり、英字配列でうまく入力できない時がありました。

そのようなときにこちらのコマンドを知っていれば、多少、入力もスムーズになったかと思います。。。

最後に

今回は、筆者が普段使うコマンドに加え、調べる中で便利だと思うコマンドを紹介しました。

ファイル名を指定して実行は本当に社内SEでよく使いますので、覚えておいて損はない機能になります。

本記事を通して、使い方に慣れていた頂ければ幸いです。

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