IT初心者向け!windowsファイアーウォールの基本と活用術

Winodws
この記事は約5分で読めます。

現代のインターネット社会では、セキュリティが非常に重要です。

そんな現代において、Windowsファイアーウォールは私たちのPCを守る便利なセキュリティー機能になります。

本記事では情シスで働き始めた方、もしくはwindowsファイアーウォールについて概要と使い方について知りたい方向けに、windowsファイアーウォールの概要をわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること
  • ファイアーウォールの仕組み
  • Windowsファイアーウォールの概要
  • プロファイル設定方法

ファイアーウォールとは

ファイアーウォールとは、社内ネットワークと社外ネットワークの間に置かれるセキュリティー機器になります。

危険な通信と安全な通信をチェックして、危険な通信の場合はブロックしてくれる役割があります。

ファイアーウォールがあることで、会社やインターネットを利用するユーザーは悪い人の不正アクセスから身を守ることが可能になります。

家の玄関のドアのようなものである

ファイアーウォールは実際に機器の設定をしないと機器のイメージが湧かないですよね。

そこで本ブログではファイアーウォールの役割と例えで説明します。

まずは、家の玄関をイメージしてください。

通常、家に入る方法は2パターンですよね

  1. 玄関のカギを持っている
    • 家の家主、もしくは家族
  2. インターホンを鳴らして玄関のカギを開けてもらう
    • 家に入っている人が確認して問題なければカギを開ける

この際に、部外者は家には入れません。

ファイアーウォールはまさに家の玄関のようなものでインターネットからやってくる危険な通信をブロックしてくれる機能があります。

逆に家や社内からインターネットへアクセスする際に、接続先が危険と判断された場合の通信もファイアウォールがブロックしてくれます。

このような仕組みでファイアウォールはユーザーのセキュリティを保つためのツールとして無くてはならない存在となっています。

補足で言いますと、通常、ファイアウォールはアプライアンスと呼ばれる形で企業に導入されているケースが多いです。

アプライアンス

特定の目的のために作られた機器のこと。

気になる人は、「Fortigate 機器」のような形でgoogleで調べてみてください。

画像」を開いていただくとイメージが湧かくかと思います。

ここまでは、ファイアーウォールの簡単な基本について、説明しました。

次からは上記説明を踏まえてwindowsファイアーウォールについて説明していきます。

windowsファイアーウォールとは?

windows ファイアーウォールとは、windows OSに標準搭載されたファイアーウォールになります。

機能としては、先ほど説明したファイアーウォールと同様でWindows OSレベルでのファイアーウォールになります。

実際の画面を見た方が分かりやすいので、見方を下記で説明します。

設定の確認方法

設定の確認方法は簡単です。

windowsデスクトップ画面下の検索バーに「ファイアーウォール」と入力してください。

検索結果の候補に「ファイアーウォールの状態の確認」がありますので、選択します。

Windowsファイアウォールには、プロファイルがあります。

Windowsが接続するネットワークの特徴によって、セキュリティを調整してくれる仕組みになります。

実際の画面は下記の画面になります。

下記はドメインネットワークに接続された際のプロファイルになります。右上の接続済みと記載のあるプロファイルが現在使われるプロファイルになります。

windowsファイアーウォールには、プロファイルが3つあります。

  • ドメイン ネットワーク
    • 社内や学校のようなIT管理者が運用しているネットワークに接続する場合に使われる。
    • windowsが接続先のネットワークを「ドメイン」に所属していると認識することで自動的に設定される。

ちなみに、「ドメイン」はWindows Serverに標準搭載されている機能のActive Directoryで登場する用語になります。

もし、ドメインについて、知りたい方は下記記事で初心者でも分かるように簡単に解説しています。

  • プライベートネットワーク
    • 家庭内のWi-Fiなど信頼できるネットワークに接続されている場合に使われる
    • ほかのデバイスから自分のPCが検出可能になる。
  • ゲストまたはプライベートネットワーク
    • カフェや空港など不特定の人が接続するネットワークに接続されている場合に使われる。
    • ほかのデバイスから自分のPCが検出不可になる。

カフェや空港のフリーWi-Fiを使う際の設定

前述したように、不特定多数の人が接続するWi-FiはWindowsファイアウォールのプロファイルを「パブリック」にするのをお勧めします。

プライベートからパブリックへの設定方法を解説していきます。

デスクトップのWindowsアイコンをクリックして、「設定」を選択します。

設定画面の左メニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。

現在、接続されているネットワークが表示される為、下記どちらかをクリックします。

※どちらでも同じ画面に遷移します。

  • プロパティ
  • イーサネット(もしくはWi-Fi)

ネットワークプロファイルの選択画面が出ますので、「パブリックネットワーク」を選択します。

Windowsファイアウォールのプロファイルの画面を開きなおして、「パブリック」になっていることを確認します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました