【画像付き】5分でできるパーティション分割ガイド【Windows】

Winodws
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はじめに

今回は自己学習で使用しているVirtual Box上の仮想マシンで共有フォルダーを作りたいと思います。

Cドライブから10GB、ディスクを縮小して、フォルダーを作成していきたいと思います。

パーティション分割&結合とは

パーティションとは、ハードディスクを論理的に複数の領域に分けることを指します。

これだけでは、分かりずらいと思いますので、もう少し嚙み砕いて説明します。

PCには物理的にデータを保管する場所があります。保管する場所をハードディスクと言います。

普段、私たちはこのハードディスクに様々な情報を入れて、使いたいときに取り出したり、いらないものがあれば削除したりと色々行ってます。

PCの世界ではハードディスク内の保管するスペースを論理的に分けることができます。

「論理的に」の部分がイメージが付きにくいと思うのですが、強引な例え方をすると、事実婚みたいなものです。

実際には婚姻届けを出していないので結婚はしておりませんが、実態は結婚している状態と同義ですよね。

PCの世界ではよく「論理」とか「仮想」とかのワードが頻発するので良ければ、ここで覚えて頂くと損はないかと思います。

話は戻りまして、何もしていない状態であれば、ハードディスク1つに対して、保管できる領域は1つでイコールです。

ただ、論理的なスペースについては分割ができます。

そして、分割したそれぞれの領域は独立しています。この独立した領域をパーティションと言います。

例えて言うなら、1つの大きな部屋があり、そこを壁で区切るイメージですね。

一度、壁を設けてしまえば、1つの部屋は2つの部屋に分割することができます。PCのパーティションも似たようなことができます。

ここまでが、パーティションの分割の説明になります。

雑な説明にはなりますが、分割したパーティションは再度結合して、1つの大きなパーティションにすることが可能です。

ここまでが概念の説明になります!Windowsではこの機能を用いて保管する領域を分割できますので、下記から説明してきます!!

手順

今回やりたいことをおさらいしてきます。

手順は大きく分けて、3つあります。

①ディスクの管理を開く

②Cドライブのボリューム縮小を行う

③新しいパーティションを作成する

ディスクの管理を開く

デスクトップからWindowsキー + Xを同時に押します。

すると、下記画像のようにショートカットキーがまとめられたメニューが表示されます。

この中の、ディスクの管理(K)をクリックしてください。もしくは、メニューが開いた状態でKを押しても開くことができます。

上記の手順を踏むと、下記画像のように、ディスクの管理画面が表示されます。

今回は、冒頭で説明したとおり、Cドライブのうち、10GBを縮小して、別のパーティションにそれを割り当てたいと思います。

Cドライブのボリュームを縮小する

分割したいドライブ上(今回はCドライブ上)にマウスを持ってきて、右クリックします。

するとメニューバーが下記画像のように表示されますので、ボリュームの縮小をクリックします。

クリックしたら、下記画像のように、「利用可能な縮小領域のボリュームを紹介しています。お待ちください….」と表示されますので待ってあげましょう。

少し待つと、C:の縮小と記載された画面が表示されます。

今回は10GBを別のドライブに割り当てますので、縮小する領域のサイズは10240MBに入力します。入力したら、縮小をクリックします。

縮小を行うと、下記画像のように10GBの未割り当てボリュームが作成されます。

新しいパーティションを作成する(Fドライブ)

先ほどのCドライブを縮小した時と同様の手順で、未割当のボリュームにカーソルを持ってきて右クリックします。

するとメニューが表示されますので、新しいシンプルボリューム(I)をクリックしてください。

新しい シンプル ボリューム ウィザードが表示されますので、次へをクリックします。

ボリューム サイズの指定もこのまま次へをクリックしてください。

「10240MB空けたはずなのになんか1MB足りないんだけど。。。」とお気づきの方もいらっしゃると思い、下記に、理由を記載しました。

ボリュームの指定サイズが未割当の領域より少し小さい理由

新しく割り当てようとしたときに指定可能なサイズは10239MBです。なんで1MB分少ないのでしょうか?

それは、PCそのボリュームを管理するためのスペースが必要だからです。その為、すべてのスペースを保管用として使用することはできないのです。

話は戻りまして、ドライブ文字の割り当てを行います。正直、お好きな文字で問題ないです。

自分は共有フォルダー用のパーティションが欲しかったので、FileのFにしました。

パーティションのフォーマットは規定値のまま次へをクリックします。

新しいシンプルボリュームウィザードの完了画面が出ましたら、これまで設定した内容を確認して問題なければ、完了をクリックします。

作成後の確認方法

ディスクの管理画面で先ほど作ったボリュームが作成されていれば、作業は完了になります!!!

自分の場合は、ボリューム(F:)が作られています。

念のため、エクスプローラーにて確認して、作成されていれば、成功です!

あとは、先ほど作ったボリュームにファイルなどを保管してみてください。

最後に

今回は共有フォルダー用にCドライブの一部を分割して、Fドライブを作成しました。

次回はフォルダーの共有方法を解説していきたいと思います!!!

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